*

光楽寺での嬉しい再会

公開日: : ゆげ日記(2017)


20歳の頃、日本の伝統音楽の研究をしていた大学の教授に「面白い和尚さんがいるから」と連れられて、お寺に行った。ユニークな和尚さんとの大学との、新しい試みだったらしく、「大学の教育学部生、お寺で仏教音楽の研修」みたいな記事が新聞に載った。
凄く楽しい研修だったのと、帰り際に和尚さんが「また遊びにおいで。今度は泊まって行くといいよ」と言ってくれたので、真に受けて、後日、秋山くんと、お寺で合宿をさせてもらうことに。
最近読んだ本でオススメのものを持ち寄り、半年間の反省と計画をする、というものだった。お寺のシンとした空気の中で、もの凄く充実した時間だった。晩御飯は「君たちがんばっていたから」と、鍋を用意してくだった。めちゃくちゃ美味しいしゃぶしゃぶ鍋だった。和尚さんは、夢を語る僕たちの話をいつまでも聞いてくだった。
一泊させてもらった朝は、お寺の庭掃除をした。一休さんたちのような小坊主になった気分だった。
それから、この「合宿」という形で一年の振り返り、反省、次の年の計画をするのが楽しみになった。参加人数が増えてきたので、お布団の数が多い「少年自然の家」に場所を移して「〇〇年、さらばじゃ!」会という合宿が生まれた。
今日は、そんな「さらばじゃ会」発祥の地、光楽寺での演奏だった。和尚さんの蒲生先生は、相変わらず元気で明るくて優しい。14年前に鍋を囲んだ懐かしい畳の上で、色んな話をしてくださった。
マッキーの「世界に一つだけの花」は、仏教の教えの中から生まれた、という話は聞いていたが、実際のお経の、この箇所、というのを見せてくださったり、最近の先生の気づきや、素敵な言葉を教えてくださった。懐かしさと、今日までつながっていただいているありがたさと、また新しい明日があることへの感謝で、胸いっぱいだった。
次のコンサートの予約を、三年後の2020年の5.21に入れてくださった。その時までに、どんな自分になっていられるかな。2020年の新しい自分を、2020年の新しい蒲生先生に、お見せできるようにがんばろう。

関連記事

昨日東京から佐賀の自宅に帰り、今日は朝から長崎県平戸市、田助小学校へ。 2年半前の前回は子どもたちが

記事を読む

教育音楽(中高版)7月号に「越えてゆけ」の混声三部合唱ver.が掲載

教育音楽(中高版)7月号に 「越えてゆけ」の混声三部合唱の楽譜が掲載! 音取り音源は

記事を読む

18歳の仲間たち

毎年、この時期に、母校の教育学部の一年生に授業をさせてもらっている。 呼んでくれるのは、角

記事を読む

自分の「型」を作る

僕たちの脳みそは、睡眠中に記憶の整理をするらしく、朝は、散らかった頭の中が、何も置いてない机のように

記事を読む

クラウドファンディング勉強中

クラウドファンディングの第一印象、 あんまり良くなかったです。 しかし色々本を読むと… 素

記事を読む

ついたち、は気持ちいい

今日から2月ですね。 みなさんの街にも 新しいキリッとした空気が 流れていますでしょうか。

記事を読む

のぶみさんと牡蠣

のぶみさんと牡蠣を食べた。 前回お会いしてから、150日くらい経っているが のぶみさ

記事を読む

no image

ベース講座 先生は大好きなギモト部長

ジャズ研時代の先輩にベースのレッスンをしてもらった。 ベースを弾くことよりも、まずはベースの種類や

記事を読む

ASKAさんの歌が聴こえてくる

僕の好きだった 「ようきんしゃったね」と 話しかけてくる看板が見当たらない 改装中の福岡空港。

記事を読む

ただいま佐賀!

10日間の旅まわりを終えて、飛行機で佐賀へ。 今回コンサートは5回。 小倉、名古屋、豊橋、南

記事を読む

  • 「Dream&Dream~夢をつなごう~」
    (音楽之友社)
    弓削田健介作品集(CD&楽譜)

  • 「しあわせになあれ~いのちと夢のコンサート」
    (教育芸術社)

PAGE TOP ↑