図書館ミュージカルをやろうと思ったのは
2017年6月にあった、
ティーンズミュージカルSAGAの東京公演がきっかけだった。
慣れない都会でのステージ。
遠征ゆえの、厳しいタイムスケジュール。
その中で子どもたちのがんばっている姿がまぶしく、
この子達と、もう一度、1つの目標に向かってがんばる時間を過ごしたいと思った。
栗原さんのチャレンジし続けている姿もかっこよかった。
ティーンズと関わりだした10年前と違って、
旅も増えたし、年末(特に、本番前2ヶ月)は毎日のように演奏が入っていて、
自分がレッスンに行くことが難しくなりそうだ。
「ちゃんとやる」のは「めっちゃ大変」だろうなぁ。
でも・・・やりたい!
僕自身も、新しいことに、チャレンジしよう!
抑えられない気持ちが、心の中に芽生えていた。
東京公演が終わった次の日には、脚本に取り掛かっていた。
初めての、自分で書く脚本。ドキドキしながら、一日で、大筋はできた。
テーマは図書館。主人公は文子。
佐賀市立図書館でお世話になった、中島文子さんの顔が浮かんだ。