今日は、かのんちゃんが歌いにきてくれた。
かのんちゃんに頼るのは小学生のときまで、と決めていたのに。忙しくなっただろうに、快く協力してくれた。
ありがたい。
かのんちゃんは変声期ということもあり、これから、喉に負担のかからない歌い方を見つけていかなければならない。
なにも考えずに素晴らしい歌声をいつでも出せた時代から、自分で考え、コツを見つけ出し、自分の体と心を整え、声を操っていかないといけない時代が来る。
歌は、録音しながら練習するのが一番いいと思う。
自分の音色や発音、音程を嫌という程確認しながらの練習になるからだ。
練習しながら歌を覚えて、上手くなりながら録音をする。
こうしてできた音源が、かのんちゃんの場合、南アフリカの子どもたちに絵本を届ける活動にまでつながった。
1つのアドバイスを消化するのが早く、どんどん、よくなっていく。
普段から素直だからだ。
こんなにまっすぐなかのんちゃんを、ご両親はどんな風に育てられたのだろう。
こんなに素敵なかんのちゃんは、たとえ歌が歌えなくても、なにをしても、みんなから愛されながら、大人になっていくだろう。
この子に出会えたことは幸運としか言いようがない。